家計金融資産における投資信託の割合は4%台という現実

投資・家計
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こんにちは、みやびです。

家計の金融資産における投資信託の割合はたったの4%台

どう思われましたか?

わたしは少なすぎてビックリでした。

それでも投資信託残高は過去最高なんだそうです。

このグラフは、日本銀行が出している「資金循環統計」の2021年第一四半期速報から家計の金融資産推移をあらわしています。

ここでちょっと豆知識。

「資金循環統計」とは?

資金循環統計は、日本銀行調査統計局が作成する、日本における金融機関や法人、家計、政府といった各部門の金融資産・負債の推移などを、預金や貸出といった金融商品毎に包括的に記録した統計をいいます。これは、「金融取引表」、「金融資産・負債残高表」、「調整表」の3表から構成され、1954年分から作成されています。
一般に資金循環統計では、金融資産・負債の動きを細かく、かつ包括的に見ることができるほか、各経済主体間の資金の貸借額、運用・調達額などを通して、資金の流れから経済の動きを捉えることができます。

引用:金融情報サイト「iFinance」

「資金循環統計」は日本銀行が出しているお堅い資料とご理解いただければ大丈夫です。

そんなお堅い資料「資金循環統計」より、

2021年第一四半期で家計の金融資産は1,946兆円で過去最高となりました。

そして家計の金融資産残高と構成比を表しているのがこちら。

この表をみると家計の金融資産に占める投資信託の割合はわずか4.3%!

現金・預金の割合が半分以上です。

債務証券、投資信託、株式等の投資商品は合わせても15%ほど。

先の棒グラフ(家計の金融資産推移)をみても

「現金・預金」「株式等」「投資信託」「保険・年金・定型保証」などの構成比はずっと変わっていません。

つみたてNISAやiDeCoなどで投資を始めている人が増えてきていると思ってましたが、まだまだということでしょうか。

金融教育の進んでいる欧米との比較にこちらの表を。

引用:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較」2020年8月より

この日米欧比較でわかる通り、日本は「現金・預金」第一主義ですね。

欧米と比較して、日本は債務証券、投資信託、株式等の投資商品の割合が少ないのが分かります。

つみたてNISAやiDeCoなど、せっかく国がいい制度を用意してくれているのにな・・・

もっと利用する人が増えることを期待したいです。

 

 

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