【悲報詳細2】100万円で学んだこと

投資・家計
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こんにちは、みやびです。
今週は絶賛撃沈中です。今日はドル建て年金保険解約についての詳細です。こちら解約するとマイナス100万円(涙)オワた。。。

先日【悲報】保険解約マイナス120万円で書いたとおり、わたしは保険大手P社で2つの保険を契約していました。
1)自分のドル建て年金保険
2)息子の終身保険
今日は1)自分のドル建て年金保険についてです。

【わたしのドル建て年金保険】
現在の払込保険料はUS$52,632。今解約すると解約返戻金US$43,966。
マイナスUS$8,666(約100万円)

いまの為替は1ドル約108円です。合計568万円預けて解約すると474万円もどってくる。ざっくりマイナス100万円です。・・・マイナス100万円、悩みます。解約」か「払い済み」にするか。これは慎重に検討しなくてはいけません。

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米国ドル建てリタイアメント・インカムとは

わたしの契約していたドル建て年金保険。正式な名前は「米国ドル建てリタイアメント・インカム」という商品です。

【米国ドル建てリタイアメント・インカム】(年金支払型特殊養老保険)
契約内容について
契約者:わたし
被保険者:わたし
わたし40歳の2015年に契約
基本死亡保険金額:US$100,000
払込期間(=死亡保障期間):65歳
保険料:US$731(月払い)

「米国ドル建てリタイアメント・インカム」は保険大手P社さんのおすすめ商品で、高い返戻率が売りです。契約内容からだと分かりにくいので、わたしが解釈している内容で説明しますね。

わたしのいちばん高い返戻率(144.5%)での受け取り方法
●毎月US$731(約8万円)をつみたて
●49歳までつみたて→そのまま65歳までねかせておく
●65歳から20年確定年金として毎月お金をもらう

これがいちばん高い返戻率144.5%なので、そうするつもりで契約しました。毎月731ドル=約8万円をせっせとつみたてして、65歳までが保険料払込期間だけど49歳まではつみたてする。もしその間にわたしが亡くなった場合は死亡保険金としてUS$1,000(約1,000万円)が支払われるから損はしないかと考えてたんですよね。「銀行で定期貯金するなら、こっちの商品のがいいじゃん!」と考えて契約しました。ドル建ての保険も、当時は銀行定期預金しかしていなかったので、ドルでの貯蓄もいいかも~これで当時は日本円とドルでの貯蓄ができて安心♩と思っていました。

65歳の満期後は、これまでつみたてしたお金を「一括受け取り」「5年・10年・15年・20年の確定年金」「10年・15年・20年の保証期間付終身年金」好きな方法を選ぶことができます。受け取り時も為替を考えて「日本円」「ドル」好きなほうで受け取れるとのことでした。この自由さもいいなと感じていたんですよね・・・わたしは「返戻率」の数字にこだわっていたので、65歳満期、20年確定年金のいちばん高い返戻率144.5%一択でした。よし、毎月頑張ってつみたてよう!これで老後が楽になるぞ~と信じておりました。。。

さあどうする?解約返戻金マイナス100万円

いま解約するとマイナス100万円損してしまう。さあどうする?ライフプランナーさんもしきりに「いま解約すると100万円損してしまいますよ。すぐに使う予定がないのなら払い済みにする方がいいですよ。」とお話されました。なるほど。そうだよね、うんうん。わたしも払い済みにしておけば、損はしないか~。いままでつみたてた分はそのままにして、これからの保険料(約8万円)は自分で投資にまわせばいいか、と考えてました。
しかし、その場で返事するのはやめてお持ち帰りしました。冷静にあらためて検討してみました。
そもそも「返戻率」っていうけど、これって払った金額に対してどれだけ増えたかってことだよね。これって単利の考え方じゃないか?という疑問がわいてきたのです。投資では「利回り」「リターン」という言葉をよく使いますが、これは複利の考え方ですよね。おいおい、そもそも返戻率って「利回り」にしたらいったい何%になるのか???

衝撃!!利回りたったの1.1%

結論から先にいいます。利回りたったの1.1%でした。。。
契約した当時のわたしに伝えたいです。

「返戻率」と「利回り」はまったく違うよぉぉぉ!

当時のわたしは「投資」という概念がまったくありませんでした。合言葉は「銀行定期預金よりも利率のいいところへ預ける」。銀行定期預金よりは貯蓄として考えれば確かに有利かもしれません。しかしお金の勉強を始めて、投資に興味をもち、つみたてNISAやiDeCoを始めている現在。あらためて自分の契約内容を確認したら「う~ん。。。」首をかしげたくなる内容でした。

プルデンシャル生命のライフプランナーさんに作ってもらった試算表から、いまの状態で「払い済み」として65歳までねかせたとします。これまでの払込保険料は約US$52,632でした。65歳までねかせておくと約US$69,200。返戻率132%となっていました。さらに。これを20年確定年金で受け取ると返戻率144.5%です。

この返戻率132%、144.5%を「利回り」に計算しなおすと何%になるか分かりますか?

【65歳満期で一括受取】返戻率132%
利回り1.1%で25年運用したのと同じ(※40歳~65歳で25年間)
【65~85歳まで20年確定年金】返戻率144.5%
利回り1.1%で45年運用したのと同じ(※40歳~85歳で45年間)

どちらも利回りは1.1%で同じじゃないですか!返戻率をみると数字はちがうのに、利回りは同じ。数字にだまされてないけない!!!これから先、利回り1.1%で25~45年も運用するのは、まったく条件が良くありませんよね。たとえマイナス100万円からのスタートでも、自分で投資した方がリターンが得られると考えました。検討の結果、マイナス100万円ですが解約します!

 

まとめ:100万円で学んだこと

保険と貯蓄は分けて考えないといけません!!!

「返戻率」と「利回り」はちがいます!!!

数字にだまされてはいけない!!!

皆さんの学資保険、年金保険など「返戻率」で説明されていませんか?もし契約されている方は早めに契約内容を確認してください!「返戻率」で説明されていたら、かならず「利回り」に計算しなおしてください!!そのうえで、その契約内容をどうするか検討してみてくださいね。

いかがでしたか?
マイナス100万円・・・100万円・・・高い勉強代でした(涙)撃沈。

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